
このページの目次
- ブランクは就活に影響するか?
- 病院の選び方と面接が鍵
- 療養型や介護老人保健施設、精神病院勤務、研修制度がある病院を選ぶ
- ブランクがあることへの問題点をしっかり確認する
- 派遣や短期のパート・アルバイトで感覚を取り戻す
ブランクは就活に影響するか?
看護師資格を持っているが、理由があってしばらく無職の期間やブランクが空いてしまったという看護師の方はやはり復職しにくいのでしょうか?
結論から言いますと、一番重要なことは、ブランクの期間の長さではなく、病院の選び方と面接時の就職への気持ち一つで全てが決まると言っていいでしょう。
ブランクの期間は長かったり短かったりと様々ですが、最終的にどこの病院でも働けないというケースはありません。中には20年以上のブランクが空いているのに復職するという方もいらっしゃいます。
しかし病院選びや面接での情報集めをしっかりしておかないと、医療の現場は機器の扱いややり方の進が早いので、現場の変わり様についていく事ができずに、1、2ヶ月程度で退職をしてしまうという人も少なくありません。
病院の選び方と面接が鍵

ブランクが長く空いてしまったという方は情報集めが重要です。集める情報としては、即戦力を強く求めていない病院、医療行為がなるべく少ない療養型や介護老人保健施設、精神病院勤務、若しくは研修制度がしっかりとしている病院です。
診療科や病院によっては、逆にどんなキャリアをもっていようと「新人」というフレッシュな気持ちで臨んでくれるほうが病院にとって良い人材ですという価値観の元に採用しているところさえあります。
しかしこの様な病院の情報というのは、少し検索をかけた位では中々集めることができません。最終的に自分のブランクとその病院の価値観が合うかは面接をしてみないことにはわからないことが多いのです。
面接を受ける病院はなるべくブランクがあったとしても、自分が働きたい病院を選びたいものです。ここで利用したいのが、求人サイトや転職サイトの担当者から情報を得て、ある程度自分の条件の元その病院が受け入れる体制があるかどうかというところを調べてもらうのがいいでしょう。

どの程度ブランクがあったのかは面接で隠すことが出来ない情報です。逆に無理に入職してしまうと現場に慣れない辛い期間が長くなったり、最悪すぐに退職ということにもなりかねません。
不安があれば病院や企業側により多くの質問をするということが重要でしょう。質問の内容としては最初の働き始めに研修等の制度があるか指導者をつけてもらうことができるのか、病院の忙しさや自分と同じ様に期間を空けて入職した人がどの位いるのか、というところを質問するのもいいかもあしれません。

短期の仕事やパート・アルバイトで現場の感覚を取り戻してから長期の日勤や夜勤の仕事を始めるという方法もあります。
短期や派遣で働く事のメリットは
- 責任感が重くのしかからない
- 現場の感覚と生活のリズムを取り戻す事ができる
- 求人が合えば紹介予定派遣等の求人もある
といったメリットもあります。スポット単発、短期のアルバイトを探せる看護師求人サイトはこちらでもまとめてあります。
まとめ
ブランクが長く空いてしまったという場合は精神科や療養型の職場を選ぶか、除々に慣れていける環境をしっかり選ぶと同時に自分で勉強し補っていくという姿勢が重要です。例え働き始めてから、やっぱり働けないと辞めてしまっても「自分には看護師はもう無理だ」と思わずにゆっくり復帰し再挑戦することが大事でしょう。